[主訴]
生理痛
[随伴症状]
イライラ
身体が硬い
眼精疲労
肩凝り
手足冷え
足つりなし
風邪はあまり引かない
爪異常なし
食欲あり
胃もたれなし
腰痛なし
倦怠感なし
[経過]
10代のころから生理痛がある
生理前の痛みが強い
薬で痛みを抑えている
薬が効かないこともある
特に下腹部の痛みが強い
毎回ではないが頭痛や吐き気も伴う
[治療]
肺の補法
肝の兪瀉
三陰交
奇経灸ー内関・公孫
子午ーなし
[考察]
生理前の痛みや手足の冷えが強いため肺の治療も加えた
週1回、3ヵ月通院するように伝える。
自宅での灸も勧めたが家族が灸の煙が苦手なため断念
5診
生理痛は若干和らいだが10→8程度
9診
イライラをあまり訴えなくなった
肩凝りもよくなってきている
会話から小麦や砂糖、植物性油の摂取量が多い感じがしたのでなるべく避けるように伝える
14診
生理痛は10→5
予想より改善が遅い
19診
生理痛は10→3
初診の頃と比べるとかなり楽になった
肩凝りもあまり気にならない
手足の冷えはまだ感じる
小麦や砂糖はなるべく控えるようにしているがついつい食べてしまう
生理痛が大分楽になってきたので2週に1~2回通院中
生理痛も楽になったがイライラや眼精疲労なども改善されたのでメンテナンスとして定期的に通院している
鍼治療だけでなく食事を見直して薬の服用も減ったため諸症状が改善されたと考えられる。
この患者さんの場合は食事を見直して3~4週間で効果が現れた。
麺類を多く食べていたが今はほとんど食べていないとのこと。
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