脈診における陰陽虚実

陰陽と虚実の組み合わせは

  • 陽実(陽が実している)
  • 陽虚(陽が虚している)
  • 陰実(陰が実している)
  • 陰虚(陰が虚している)

この4つ。

 

脈診においては寸口と尺中で身体の状態が上記4つのいずれに属するのか判断する。

 

寸口の脈が浮いていて大きく、力があれば陽実証

 

寸口の脈が沈んでいて小さく、力がなければ陽虚証

 

尺中の脈が沈んでいて大きく、力があれば陰実証

 

尺中の脈が浮いていて小さく、力がなければ陰虚証

 

 

治療においては、例えば陽実証の場合

 

陽気が盛んすぎるので陽気を抑え、陰気を補う治療をする。