丸みが人を癒す

 

急須がなぜこういう形をしているのか

 

わかった気がする。

 

きっと、

 

もちやすいから、そそぎやすいから、そういう意見が大半だと思うが、

 

今日気づいてしまった。

 

なぜ急須がこの形なのか。

 

 

そそぎたくなるから。

 

 

急須の蓋をはずすと、茶葉をいれたくなる。

 

お湯をそそぐと、蓋をしたくなる。

 

そして、取っ手を持つと、

 

湯のみにそそぎたくなる。

 

これは利便性を重視した形ではなく、

 

そそぎたくなる形なのだと、ふと悟ってしまった。

 

直感の神が降りてきた。

 

だから、別にそんなに飲みたくなくても、湯を足してしまう。

 

これが角ばっていたり、素材がプラスチックだったり、先が不細工だと、そそぐ楽しさが半減する。

 

そして急須がテーブルの上にあるだけで、空間に丸みが出る。

 

写真の湯のみ、市役所でタダで頂いたものだが、

 

この曲線の連続とくびれ、なぜかホッとする。

 

治療でもこの丸みが大切だと思う。

 

包み込むような丸みのある治療ができれば最高だろう。

 

それを目指して、明日も頑張ります!