三叉神経痛を治すゲカン
おわかりだろうか、、、
頬車より若干上にずれたことを、、、
下関はシモノセキではなくゲカンと読む
関は頬骨を指す。
頬骨の下にあるから下関
そう、頬骨の上にあるツボは上関(ジョウカン)
この下関、けっこう頻度が高い。
顎の疾患にはほとんどつかう。
というより、顎周辺の疾患以外にはつかわない。
三叉神経痛には、この下関に鍼をして少し顎に響かせる。
つまり、対症療法的なツボである。
痛いところに打って効かせる鍼 = 対症療法的な鍼
であるから、三叉神経痛の場合、この下関と合わせて体全体の治療(本治法)をしなければならない。
本治法とは、簡単に言うと、
手足、腹、背中に鍼をする
ということ。
肩こりの場合でも、この本治法をすることで効果の持続期間が違ってくる。
もちろん、効果的な本治法をしなければ意味がない。
効果的な本治法とは
ずばり、
脈が整う治療。
三叉神経痛でも、肩こりでも、坐骨神経痛でも、
局所の鍼なくして、本治法で脈さえ整えば、
その場で効果が実感できる。
脈?
脈で何かわかるの?
近くの人の手首の脈と、自分の脈、
その違い実は素人でもわかります。
違う脈があるということは、
脈が一つの情報であるということ。
その脈を本来あるべき姿に戻すのが鍼灸師の仕事。
今日は院長、なんかかっこいい。、、、。
<穴性>
(下関) 疏風清熱 通関利竅
(合谷) 大腸経原穴 四総穴 鎮痛安神 通経活絡 疏風解表
(太衝) 肝原穴 肝経兪土穴 平肝鎮惊 泄熱理血 清頭目 理下焦 疏肝理気
<頬車の主治>
下顎関節脱臼
開口障害
下顎関節炎
咬筋痙攣
三叉神経痛
顔面神経麻痺
歯痛